目次
1. 手順書作成時の環境
- 2023年7月時点で実施
- OpenBSDの install73.iso イメージ(amd64)を使用
2. 前提条件
- Vultrアカウントの作成やデポジット追加(支払い)等は終えている
- 公式イメージ等による通常のVPSインスタンス追加方法は知っている
3. 手順
3.1. Vultr管理画面でのISOイメージ登録
- 管理画面にログインする
- サイドバーのプロダクトをクリック
- メニューの ISOs/Snapshots/Scripts をクリック
- 項目の ISOs を選択
- 以下のいずれかをクリックしてISOイメージの追加画面に遷移する
- 「Add ISO」ボタン
- 右上にある円形のプラスボタンクリックで出現するメニューの「Add ISO」
- 「Upload ISO from remote machine」の文言で入力フォームが現れるので HTTP(S)のURLをISOイメージダウンロードURLを入力する
- 「ISOs」の画面でISOが表示されダウンロードが完了すると使用可能になる
3.2. 登録ISOイメージによるインストール
この段階で公式イメージ等を選択しても、後でカスタムISOによる再インストール実施することも可能。 その場合アイコンが公式イメージのアイコンになる。
詳細は後述の「インストールの再実施」TIPSを参照。
- 「Server Image」の項目で UploadISO を選択
- アップロードしたISOイメージの内今回使用したいものを選択
- その他は通常通りに希望の設定でデプロイ
- モニタのようなアイコンで「View Console」のボタンがあるのでそれをクリック
- Webコンソールが表示されISOイメージによるインストーラ環境にアクセスできる
- 上記コンソールで手動OSインストールを実施する
- 以下の方法のいずれか、あるいは併用で安全にVPSの電源を落とす
- インスタンス詳細画面の「Server Stop」(電源アイコン)ボタンクリック
- OSコマンドでのシャットダウン
- VPS詳細画面の「Settings」メニューで「Custom ISO」を選択
- 「Remove ISO」 ボタンクリックでカスタムISOを除去する
- 「Server Restart」(矢印が円形に二つ巴になっているアイコン)クリックでVPSを再起動する
- SSH接続やWebコンソールによるアクセスでインストールした新環境にアクセスできれば成功
4. TIPS
4.1. インストールの再実施
- インスタンスの詳細画面にて下記手順でカスタムISOを接続し再起動することで再構築が可能
- Settings メニューで「Custom ISO」を選択
- 再構築に用いるISOイメージの「Attach ISO and Reboot」ボタンをクリック
- Webコンソールを立ち上げインストール作業を行う
5. 補足
5.1. DNSリゾルバの指定
作業実施時には下記URLに記載されたVultrのDNSリゾルバを手動設定した